犬の歯周炎の原因・症状・治療法・予防法

愛犬の歯周炎のケアどうされていますか?犬は自分で歯を磨くことはできません。
愛犬と長く暮らすためにも、飼い主さんが愛犬の健康管理をしっかりとしてあげなくてはいけません。
日頃から気を付けていれば、いつまでも健康な歯を保つことができます。

犬の歯周炎の原因

歯周炎と聞いて「歯周病と違うの?」と思われた方も少なくないのではないでしょうか。
歯周病にはいくつかの症状、段階があります。

初期症状(歯肉炎)口の中に歯垢が溜まり不衛生な状態が続くと、細菌が繁殖し歯肉に炎症が起こります。この状態が「歯肉炎」です。

中期症状(歯周炎)歯肉炎を放置し、さらに症状がひどくなる。歯垢や口臭だけではなく、出血などもみられます。この状態が「歯周炎」です。

後期症状(歯周病)歯周炎をさらに放置し症状がひどくなる。歯茎の化膿、出血や痛みがあり、歯がぐらぐらしてきます。この状態、歯肉炎と歯周炎の二つを合わせたものが「歯周病」です。

歯周炎が起こる原因は歯肉炎です。ではこの歯肉炎は何故おこるのでしょうか。
一般的に考えられる理由として、口の中にできる傷、口内で細菌の繁殖、加齢、などがあげられます。

口内にできる傷、それは犬用のおもちゃやガムです。全てではありませんが、硬いものがほとんどです。犬は硬いものを好んで噛みます。犬はただ遊んでいるだけかもしれませんが、知らずに口の中、歯茎を傷つけてしまうことがあります。

口内で細菌の繁殖、これは人間と変わりはありません。何かを食べた後、食べかすが口の中に残り不衛生な状態が続くと細菌が繁殖します。
加齢、犬は10歳を過ぎると歯が抜けてくるといわれています。年齢を重ねるごとに歯茎は弱くなって行きます。

犬の歯周炎の症状

歯周炎の症状として、犬がものを食べなくなる、何かを食べる際に痛がる、歯肉の退縮が進行し歯がぐらつきはじめる、口臭が強くなる、などがあげられます。
歯肉炎が進行し、歯周炎になると見た目でも判断できるようになります。
例えば犬を抱っこした時。少し口に触れただけで犬が痛がったり嫌がったりと、見た目でも判断できるようになります。

犬の歯周炎の治療法

一番の治療法は歯垢や歯石を取り除き、口の中を清潔な状態に戻すということです。
重度の場合は、抜歯、歯肉切除の手術、歯肉整形術なども考えられます。
症状が中期症状(歯周炎)までになってしまうと、完治するまで相当の費用と時間がかかります。

犬の歯周炎の予防(日頃気を付ける事)

歯周炎の予防、それは人間と同じで、毎日の歯ブラシが一番効果的と考えられます。
しかし、歯ブラシを嫌がる犬は多いです、少しずつ慣れさせていきましょう。
歯ブラシ一つで犬の健康状態を保てる、長く一緒に暮らせると考えればそう難しくないのではないでしょうか。

また、愛犬がおもちゃやガムを噛まなくなった、手足で歯を気にするような仕草をしている、このような時は愛犬からのサインです。
少しでもおかしいと感じた時は、ご自分で判断せず獣医さんに相談しましょう。