犬の嫌い・苦手な事とは?音・匂い・孤独の対処法

犬には苦手なことが結構多いことをご存じでしょうか?何も考えずに切らしているようで、実は飼い主さんの生活を静観している場合もあるのです。

犬には苦手なものがいくつかあります。その代表的なものを飼い主さんが知っていることで、犬との接し方も少しずつ変わってきます。愛犬の苦手なものがわかると、その部分と上手に付き合う方法を一緒に考えてみてくださいね。

大きな音

犬は聴覚が発達しています。少しの音でも拾ってしまうほどの能力を持ち合わせています。これは裏を返せば大きな音が苦手ということにも繋がります。急に鳴るサイレンの音や、近くを通過するバイクの爆音、そして夏の花火などの音が苦手です。

これは犬種にかかわらず基本的に嫌う音です。大きな音に喜ぶような犬はほとんどいません。普段は様々なことに鈍感な犬でも、大きな音には反応するものです。

最近は異常気象のために豪雨や雷雨が続くことも多々あります。一度でも怖い音に遭遇してしまうと、その音にトラウマを持つことが多くあります。音に敏感ということはとても神経質な犬であることがわかります。わずかな音にも反応するようになると、それによって体調不良に陥る場合もあるほどです。

犬の気質として受け入れる

飼い主さんがどれだけケアをしても、人工的な音よりも自然の音にはなかなか逆らうことができません。ここは、その犬の気質だと割り切って付き合うほかありません。

子犬の時から音に慣れる訓練は、ある程度積んでおいた方が無難でしょう。パピー教室などでは、あらかじめ犬が嫌いな雷の音やトラックの音などを音声にしたものを鳴らして、どんな反応を見せるのかを試したりもします。

このように、幼い頃から苦手な音を、飼い主さんがわかっていることで、ある程度は慣れてもらうように心がけることもできるのです。逆に雷や雷雨の音を聞かさないように雨の日などは外出しないようにするなど、その子に合わせた生活シフトを組める場合もあるのです。それは過保護ということにはなりません。

衝撃音が苦手な犬に、それを克服させることほど酷なことはありません。怖がるタイミングや怖がった時の対処法など、飼い主さんが先回りする方が建設的です。

人間でも蚊の出す音は不快です。これはモスキート音という周波の音なのです。耳が良い犬にとって、独特な蚊の音を近くで聞かされることは、不快であり恐怖でもあるのです。できるだけ蚊の音を聞かさないようにするほかありません。

飼い主さんの気づかいで避けられる音は、できるだけ避けてあげてほしいのです。犬のストレス軽減にもつながっていきます。

臭い

犬が急にくしゃみをするような仕草をするときには、必ず嫌な臭いを感知しているときなのです。それは人間が気づくよりも早く、犬の方が感じてることを示します。特に人が使う香水や強いアルコール臭を嫌う傾向があります。一つずつ検証してみます。

香水

飼い主さんが良かれと思って付けている香水の匂いに反応しているいとはありませんか?犬が鼻をしきりに動かしているときや、くしゃみを連続しているときには、香水の匂いに反応しているときと理解してください。犬は不快な匂いと感知するとすぐに、くしゃみで反応するものです。

アルコール

アルコールの臭いは人間でも苦手な人が多いものです。基本的に犬はアルコールの臭いが苦手で実際にはかなり嫌な気持ちになるのです。臭いを嗅いだだけでもフラつくような犬も多いようです。愛犬にアルコールの臭いを近づけないようにするのも飼い主さんの配慮です。

柑橘類

柑橘類は日常生活の中でも、飼い主さんの好きな食べ物として食卓に上がる可能性が高いものです。ただ、柑橘類の臭いを嫌っている犬も多いことしっておいてください。

その理由は柑橘類の皮に含まれエイル物質が原因なのです。「柑橘精油」から発生する物質に過剰反応を起こすのです。犬のそばで柑橘類を食べることはやめた方が良いでしょう。

たばこ

飼い主さんの中には喫煙家の方もおられると思います。犬はたばこの匂いが苦手です。刺激の強いたばこの匂いは犬の鼻を強く刺激します。アレルギー反応が強い子の場合には、たばこの匂いに強く反応します。たばこは絶対にアレルギー性鼻炎を起こすだけではなく、犬の体質に大きな影響を与えます。

孤独

犬は一人で居ることが苦手です。そもそも群れて生活をしていた犬は、飼い主さんと離れて過ごすことを、相当なストレスに感じます。これは犬種を問わず、一つの分離不安という状態です。

犬は基本的に寂しがりやという場合が多いのです。家の中でも、飼い主さんの動きをずっと目で追うような態度をとる犬は、孤独を苦痛に感じています。

少しの時間も飼い主さんと離れられないというのは、犬にとっても大きなマイナスです。そのようにならないためにも、上手に短い時間の留守番からできるように訓練をしておくべきです。

一人ではない、孤独ではないことを、理解させること。時間をかけてわからせることが、飼い主さんからの愛情です。待っていれば必ず飼い主さんは自分のところへ戻ってくる。それを訓練することも時には必要なのです。

シャンプー

シャンプーをしようとすると、察知して逃げてしまう犬がいます。犬がシャンプーを嫌がる理由としては、まずお湯(水)の音が嫌いということが挙げられます。シャワーヘッドから出て来るお湯に対しての恐怖心が真っ先に考えられます。

そして自分の手足が濡れることに対しても恐怖を感じてしまう場合です。自宅でのシャンプーの際に、毎回大騒ぎをするようであれば、飼い主さんのほうにもストレスがかかります。

シャワーの音は、どうしても大きく聞こえます。その音を軽減することはなかなか難しいので最初は足だけを洗うなど、段階を踏んで克服していくほかありません。

無理にトリミングなどに出してしまうと、怖いことに加えて慣れていない場所ということでパニックを起こしかねません。そうなると飛び降りてしまうなど、危険が増えてしまいます。まずは自宅でシャンプーに慣れるトレーニングを始める方が無難でしょう。

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狭い場所

犬は狭くて暗い場所が嫌いです。これは本能的に仕方のないことです。ここを慣れさせることは必要ありません。狭い場所が苦手な場合には、そこを回避すればよいのです。

尻尾

自分の尻尾を見て怖がる犬がいます。それは相当な神経質が高じている証拠です。体の一部でありながら視覚に入ってきたときには別物に見えるのです。本来はこのような反応をする犬は少ないのです。

それでも尻尾が怖いというのは、良くない反応の一つです。飼い主さんは、尻尾を怖がるような仕草を見せる犬に対しては、気を反らすように努力をしてあげてください。

飼い主が出来る事は?

犬にも個性があります。嫌いなものが数多くある犬と怖がらない犬。その個体差を飼い主さんが理解したうえで上手につきあえることが理想です。

飼い主さんができることは苦手な音や臭いを極力犬から避けることです。もしもそれに対してパニックを起こすような場合には即座にその場から離れて対処してあげてください。