柴犬 シニア犬(老犬)におすすめの餌をご紹介

柴犬のシニア期の始まりは7~11歳と幅が広く、愛犬の状態で判断してあげる必要があります。シニア期になると歯が抜けたり噛む力が低下したり、視力が低下したりなど、身体の機能が弱っていきます。
健康で長生きしてもらうためにも、老犬に適した生活環境と食生活を提供してあげてください。シニア犬(老犬)におすすめの餌や与え方の工夫などを紹介していきます。

柴犬がシニア犬(老犬)になったら餌の変化は出てくる?

柴犬がシニア犬になったら、ドッグフードはシニア用に変更してあげるのがおすすめです。
運動量が低下し脂肪がつきやすくなるといったシニア犬に合わせて、成犬時とは違った栄養バランスで設計されています。
オールステージ対応のフードもありますが、出来ればシニア用のフードがオススメです。
シニア犬用と成犬用のドッグフードの違いには、栄養バランスの違い、消化性への配慮、シニアにぴったりな栄養素の追加などがあります。

栄養バランスの違い

シニア犬になっても重要な栄養素はタンパク質で、不足すると筋力の低下が加速されてしまいますので、成犬時より5%低下しますがしっかり配合されています。
ただ高タンパク質すぎると肝臓や腎臓に負担となりますので注意が必要です。一方、脂質やカロリーといった成分は成犬時より10%低下と配合量が控えめになっています。
またリンやナトリウムなどの栄養素もシニア犬用では少なめに設計されています。

消化性への配慮

シニア期では消化機能が低下してしまっているため、消化性のよいフードというのがとても重要です。プロバイオティクスなど善玉菌や乳酸菌、オリゴ糖など腸内の健康促進にぴったりな栄養素が配合されています。
またふやけやすい粒設計により、消化器官への負担を軽減してくれます。消化酵素が年齢とともに減って行きますので、食物酵素の取れるフードを選ぶと消化性がさらにアップします。

シニアにぴったりな栄養素の追加

シニア用のドッグフードはグルコサミンやコンドロイチン、オメガ3脂肪酸、EPA、DHAなど老化予防に効果のある栄養素が配合されています。グルコサミンやコンドロイチンは関節ケアでお馴染みの成分で、グルコサミンは関節の動きを滑らかにし、コンドロイチンは軟骨に水分を保持するのに効果があります。
一緒に摂取する事で相乗効果が期待されています。
またオメガ3脂肪酸も関節炎の抑制、関節痛の軽減など関節ケアに効果があります。オメガ3脂肪酸は体内でEPAやDHAに変換され、EPAは軟骨組織を損傷させる酵素の活性化を抑制する効果があります。
EPAやDHAは認知症予防の効果も期待されていますので、積極的に摂取するのがおすすめです。

柴犬がシニア犬(老犬)になってから餌選びで気を付ける事

柴犬がシニア犬になった場合はグレインフリーであること、高カロリー・高タンパク・低脂肪な設計であることなどのポイントを抑えながら選んであげてください。

グレインフリーであること

犬は動物性原料に比べ、トウモロコシや小麦など穀物の消化が苦手といわれています。そのため消化器官の負担にならないようグレインフリーのドッグフードを選んでください。

高カロリー・高タンパク・低脂肪

食欲の低下や身体能力の低下などからも、シニア犬は高カロリーで高タンパク質、低脂肪なドッグフードがよいといわれています。少量でもしっかり栄養を摂取でき、少ない運動量でも肥満にならないようフードでコントロールしてあげることが大切です。

柴犬のシニア犬(老犬)におすすめの餌5選!

1位:ブッチ

ブッチはニュージーランド産のドッグフードで、生食に近いウェットタイプのフードです。
世界最高水準の管理体制により製造されているため、水分含有量が多いながらも無添加と高い安全性を誇っています。
赤身肉系のブラック・レーベル、チキン系のホワイト・レーベル、魚系のブルー・レーベルの3種類あり、どのタイプも主原料は動物性原料で、全体の8割程度を占めています。
水分量が多いフードですので噛む力が弱った子や歯が抜けてしまった子でも食べやすく、消化器官への負担も少ないのが特徴です。

2位:ピッコロ

ピッコロはイギリス産のドッグフードで、動物性原料が全体の7割を占めるほど高タンパク質です。
主原料は骨抜きチキン生肉で、第二原料は骨抜き生サーモンと低脂質な原料が使用されており、グレインフリー設計でもありますので、消化性も高いのが特徴です。
シニア用ですので100gあたり355kcalと高めですので、食事量が減ってしまった子でもしっかり栄養を補給することが出来ます。

3位:ドッグスタンス鹿肉麹熟成

ドッグスタンス鹿肉麹熟成は国産・無添加のドッグフードで、麹で発酵熟成させた国産の野生鹿肉を主原料に使用しています。
シニア用として設計されており、100gあたり530kcalと高カロリーが特徴です。
一般的なドッグフードの製造時間の8倍もの時間をかけ、丸一日かけて製造され、低温での調理にこだわっています。
グレインフリーではありませんが食膳職人がこだわった原料で設計されています。

4位:みらいのドッグフード長寿サポート

みらいのドッグフード長寿サポートは国産の薬膳ドッグフードで、腸内環境と口腔ケアにより元気で長生きできるよう設計されています。
36種類の漢方・マクロビ・発酵原料により年齢により不足していく体内酵素を補うことができます。耐熱性のあるオメガ3脂肪酸が配合されており、フードの製造段階で栄養成分が破壊されることがありません。
グレインフリーではありませんが、良質な玄米や大麦などを低比率で配合することで腸内の善玉菌のエサになるメリットがあります。

5位:犬心元気キープ

犬心元気キープは国産のドッグフードで、ガン対応のナチュラル療法食です。
βグルカンとLPSの相乗効果で免疫力キープが期待でき、ガン対応のカギであるDHAやEPA、αリノレン酸が豊富に配合されています。
またシニアにぴったりな高タンパク質・高アルギニン(臨床がんケア・アミノ酸)設計なのが特徴です。
国産ですので、輸送によるフードの劣化がなく鮮度の高いフードを与えることができるというメリットもあります。

シニア犬(老犬)になって食べなくなった時は?

シニア期になると味覚の感度が低下するため食欲も低下していくといわれています。そのためフードの摂取量が減ってしまい、必要な栄養素を摂取できないといった問題が発生する可能性があります。
対策としては、フードを変更する、フードをふやかす、適度な運動を心がけるなどがあります。歯周病などの口腔内の異常により食欲がなくなってしまう場合もありますので、心配な場合は獣医師へ相談するようにしてください。

フードを変更する

シニアになると食事量が減ってしまうのは仕方がないことでもあります。
少量でもしっかり栄養を摂取できるよう高カロリーの食事に変更してあげるのが大切です。
成犬用からシニア用への変更を検討してみてください。

フードをふやかす

食欲が低下する一つの問題としてフードが硬く、噛みにくいという点があります。その場合ぬるま湯などでフードをふやかしてあげると食べやすくなり、食べてくれる場合があります。
また老化により味覚の感度が低下して食欲が低下してしまった場合でも、フードをふやかすとにおいが強くなりますので、食欲がアップします。チキンスープでふやかしてあげるとにおいがさらに強くなるためおすすめです。

適度な運動を心がける

シニアになると運動量は低下しますが、運動を一切しないと消化機能が低下しお腹が空きにくくなります。無理のない運動を行うことで胃腸が活性化し、食欲が戻ってくる可能性があります。
外に散歩に出れなくても室内を軽く歩くなどでも効果があります。

まとめ

柴犬は病気になりにくい犬種ですが、シニアになると身体に不調が現れてしまいます。
長生きするためにも健康管理をしっかり行うことが大切です。
なかでも食事は毎日食べるものですので、しっかり選ぶようにしてください。