柴犬は室内飼いできる?室内飼いでのメリット・デメリット・しつけ方法など

もともと猟犬や番犬として飼われていた日本犬は、柴犬をはじめほとんどが外で飼われていました。最近では柴犬を室内で飼う人がたくさんいます。犬の鳴き声によるご近所トラブルや、番犬として飼うという考え方から、家族の一員として飼うという考え方に変化し、愛玩動物として飼う人が増えたからではないかといわれています。

今回は、柴犬を室内で飼うメリット・デメリット、またしつけやお手入れ方法などについてご紹介します!

柴犬室内飼いのメリット

実際に柴犬を室内で飼ったときのメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

・人通りや車通りで落ち着かない状況が減る
・蚊に刺されることで発症するフィラリア予防につながる
・天気や気温を気にしなくてもよい
・主に雷などの大きな音が苦手で起こるパニック脱走が防げる
・常に神経を張り巡らせずにすむため、精神状態が安定した犬になる
・騒音苦情などご近所トラブルが減る
・体調不良などがあったときなど飼い主が気付きやすい
・本来群れで生活する動物なため、家族と一緒の空間で過ごせることで安心する

柴犬室内飼いのデメリット

では、柴犬を室内で飼ったときのデメリットはなんでしょうか。

・柴犬は非常に抜け毛が多い犬種で掃除がとても大変(特に換毛期)
・ダニやハウスダストが原因といわれているアレルギー症状を発症しやすい
・室内で過ごすための環境作りやしつけが必要
・子犬時期の甘噛み、誤飲、いたずらが激しい(家具がボロボロ、誤飲を防ぐために飼い主はとても神経を使うなど)
・留守番させる必要がある場合のしつけが大変(帰宅後、家の中がめちゃくちゃになっていることがある)

柴犬室内飼いする時の必要なしつけ

柴犬はもともと番犬として外で飼われることが多かった犬種です。外で飼う場合には不要なしつけも、室内で飼う場合には、室内で過ごすために必要なしつけがあります。

柴犬は賢い犬ですが、飼い主がきちんとリーダーシップをとらないと、全く指示に従わない頑固さがあります。また、神経質でもあるのでしつけを始めると同時にそれ以上にスキンシップをとって信頼関係を築くことが大切です。

室内飼いで必要になる柴犬のしつけ

アイコンタクトをとれるようにする
室内、外飼い問わず全てのしつけの基本になります。名前を呼んだら飼い主の目を見るようにしつけをしましょう。

サークル、ハウスのしつけ

室内で飼う場合、犬が落ち着く自分の場所や寝床としてサークルやハウスは設置してあげた方がよいです。子犬を迎えたら2~3日は基本的にサークル内で過ごさせるようにします。

サークルやハウスはあくまでも犬が休む場所で閉じ込めるためのものではありません。サークルやハウスは「自分の部屋」であるということを教えるためのしつけが必要です。おもちゃやおやつを使って慣れさせます。

トイレトレーニング

室内で飼うためにとても重要なトレーニングです。トイレトレーニングは子犬が家に来たその日から始めましょう。最初のうちはトイレトレーニングもサークル内でします。トイレシーツの上できちんとできたら、たくさんほめてあげてください。

子犬の頃はトイレの回数も多いです。サークルの外で遊んでいた場合など、最初はその辺でしてしまいますが、決して怒らないことです。また、過剰に反応するのも飼い主が喜んでいると勘違いしてしまうので、だまって片付けましょう。

排泄のサインとして、そわそわしながら床のにおいを嗅いだりグルグル回ったりしますので、トイレに誘導してあげ上手くできたらほめるということを繰り返すと覚えていきます。

留守番のしつけ

室内で飼うのであれば、留守番のしつけも必要です。そのためにもサークルに慣れさせておくことが大切です。最初は短い時間からはじめて少しずつ時間を伸ばしていきます。

初めは飼い主がいなくなったら吠えることが多いですが、吠えているあいだは戻らないようにしましょう。徐々に慣れていくと長時間の留守番も平気になってきますが、個体差があるのでしつけが大変な場合もあります。とにかく根気よく訓練してあげてください。

柴犬室内飼い換毛期

柴犬は予想以上に抜け毛の多い犬種です。特に春と秋の換毛期はかなりの抜け毛があります。柴犬は日本の四季に合わせて過ごせるよう、ダブルコートといって毛が二重構造になっています。換毛期にはアンダーコートが抜けてきます。

換毛期には毎日必ずブラッシングをしてあげましょう。見るからに抜けそうな毛の塊がでてきますので、そこを中心にブラッシングします。ブラッシングをさぼると、室内が抜け毛で大変なことになります。また、皮膚病にかかりやすい犬種のため病気を予防するためにも換毛期以外のブラッシングも重要です。

柴犬室内飼いだと長生きする?

柴犬の平均寿命は15~16歳といわれています。はっきりとしたデータは出ていないようですが、外飼いされている犬より室内で飼われている犬の方が長生きする傾向にあるのだそうです。

柴犬はとても警戒心が強く神経質な性格です。強風、騒音、雷、人通りなど外では様々なことがあり常にストレスにさらされています。室内であれば、飼い主は見える場所にいてくれるし、天気も気にせず落ち着いて過ごせることから、外飼いより長生きするのではないかと考えられています。

まとめ

今回は、柴犬を室内飼いしたときのメリット・デメリット、必要なしつけなどについてご紹介しました。

メリット、デメリットそれぞれありますが、可能であれば室内で飼ってあげたほうが犬にとってはストレスが少なくて良いのかもしれません。

過ごしやすい環境作りやしつけは少し大変かもしれませんが、コミュニケーションをとって信頼関係を築く事、飼い主が「自分がリーダー」という自覚をもって接する事がポイントです。柴犬は賢くて飼い主に従順な性格ですから、しっかりと指示に従うおりこうさん犬になってくれるはずです!