柴犬って飼いやすい?性格・特徴・しつけ方を紹介!

柴犬というと、国内だけではなく今や海外でも大人気で、SNSなどでは色々な国の方が柴犬との生活を紹介しています。柴犬は小型犬に分類される日本犬で国の天然記念物に指定されています。

ちょっとツンデレなところもあり、そんな所がまた魅力的と思う柴犬好きの方も多いです。「クルンと上がった尾」と「キリッと佇む凛々しい姿」が和犬らしいのですが、そうかと思えば上目遣いで甘えたしぐさも見せてくるなど、とにかく魅力にあふれています。

今回はそんな柴犬の事をもっと知っていただこうと、柴犬の性格や特徴、しつけ方についてご紹介します!

柴犬の歴史と特徴

柴犬の歴史は縄文時代までさかのぼるといわれています。遺跡から柴犬サイズの犬の骨が見つかり、日本古来の犬種で縄文犬と呼ばれています。

明治以降になると、海外から洋犬が輸入されるようになり、柴犬を含め他の純血腫の日本犬を守るために、国の天然記念物に指定されました。

柴犬は元々、狩猟犬として活躍しており山や野を駆け回っていました。小型ですが体は筋肉質で動きも俊敏なのが特徴です。また、体の特徴としては尻尾が太く巻き尾になっているか、前に傾斜しています。

毛色は、主に赤・白・黒・ゴマの4つです。顔つきや体つきは様々で、「たぬき顔」「きつね顔」や、「どっしりとしたタイプ」「足が長く細マッチョ」なタイプもいます。

柴犬ってどんな性格?甘えん坊?飼いやすい?

柴犬の性格を一言で表すと「従順で忠実」です。ただし、誰にでもそうというわけではないのが柴犬(日本犬全般)です。自分が認めた飼い主だけに愛情を注ぐ犬なのです。

野生時代の名残を一番残しているといわれている柴犬は犬の中でも特に、主従関係をはっきりとさせる性格といわれています。群れのリーダーに忠実に従い、群れを守る責任感の強さがあります。

また、狩猟犬や番犬として活躍していたことからもわかるように、とても勇敢ですが警戒心も強いです。知らない人に対しては、警戒心がむき出しになるため、とっつきにくい性格と思われることもあるようです。

洋犬のように四六時中、飼い主にベッタリという性格でもありません。人との相利共生(お互いに利益がある関係)の中で、居心地の良い距離感を保ってきた習性が現代でも残っているといわれています。

もちろん、個体差もありますし、子どもの頃からの飼育環境によっては、飼い主にベッタリで甘えん坊な子も多いです。

柴犬と仲良く暮らしていくためには、飼い主がリーダーになる必要があります。リーダー不在の場合には、飼い主の指示も聞かない「わがまま犬」になってしまいかねません。そうならないためにも、しつけが大切になってきます。

柴犬のしつけの方法って?

柴犬はリーダーと認めた飼い主にはとても従順です。ですが、しつけの仕方によっては攻撃的な性格になってしまうことがあります。

これは、主従関係のしつけが甘かったことで、飼い主をリーダーとは認めず、群れを守る責任感から自分がリーダーとして行動しようとする習性によるものといわれています。

しつけ方法のポイントをまとめました。

・生後6ヶ月頃に人間でいうところの反抗期があります。この時に、ダメなことは厳しくしかり、良くできたことに対しては思いっきり褒めるというメリハリのあるしつけをしましょう。叱る時も褒める時もリアルタイムで行います。時間が空くと、なんのことを言われているのか犬は理解できません。

・短い時間でのトレーニングを根気よく続けましょう。犬は言葉を理解できませんが、飼い主の態度や表情、また声のトーンで読み取れるようになります。短めの言葉を使い、叱る時には「ダメ」という低い声と毅然とした態度、褒めるときには笑顔で目を合わせ、少し高めの声で「いい子」と言ってなでてあげるようにしましょう。

・信頼関係が全てです。リーダーとして認められなければ柴犬の飼育は難しいものになってしまいます。しつけの時間以外でも、遊びの時間を必ず設けてコミュニケーションをとり信頼関係を築くようにしましょう。

柴犬の散歩は?どれくらいしたらいい?

柴犬は活発な子が多く運動することも大好きな犬種ですが、毎日1時間も2時間も散歩をする必要はありません。どのくらいの時間散歩するかは、その日によって自由に決めて大丈夫です。ルーティンで行動する習性が強いため、できれば散歩に行く時間は決めないほうが良いです。

また、好奇心が旺盛なため、自分の行きたい方へと引っ張っていきますので、飼い主が主導権を握るようにしましょう。あくまでも、散歩は気分転換やストレス発散のためで、運動させたいときにはドッグランに連れて行ってあげるのが良いですね。

柴犬の日頃のケアって?

・ブラッシングは欠かさない
柴犬は、犬の中でも1、2位を争うくらい毛の抜ける犬種です。主に春と秋の換毛期には一度のブラッシングで、かなりの抜け毛があります。皮膚病にかかりやすい犬種のため、毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。

・シャンプーは月に1回を目安に
シャンプーも皮膚病予防のために必要なケアです。シャンプーは刺激の弱いものを使用し、しっかりとすすぎます。

重要なのはドライです。柴犬の毛はダブルコートでとても乾きにくいです。生乾きだと皮膚病の原因にもなりますから、ドライヤーとブラシで火傷に注意しながら内側の毛もきちんと乾かすようにしましょう。

柴犬がかかりやすい病気はある?

柴犬は他の犬種と比べると、病気になりにくく丈夫だといわれています。それでも、やはりかかりやすい病気というのはありますので、主な病気についてご紹介します。

アトピー性皮膚炎

柴犬がかかりやすい病気の中で一番多いのが、アトピー性皮膚炎といわれています。

主な原因~ダニやホコリなどのハウスダストですが、元々の体質や乾燥による皮膚の保護機能の低下などによっても発症することがあります。

主な症状~激しいかゆみがあることです。主に手足先、膝から内モモにかけて、顔などに発症します。皮膚も赤みを帯びたように変色し、かきむしるため脱毛しひどい場合は出血してしまうほどです。

対策~アレルゲンでもあるハウスダストを除去すること、低刺激シャンプーに変えること、などがあげられます。治療では塗り薬や投薬が主です。

僧帽弁閉鎖不全

心臓の病気で、主に7歳以上の高齢犬に発症しやすいです。僧帽弁が壊れてきちんと閉まらなくなることで、血液が体に上手く流れなくなる病気です。一度かかると完治が難しく怖い病気といわれています。

主な症状~軽い運動でもゼーゼー息をきらす、咳をすることが多くなるといった症状などがあげられます。

治療法~主には心臓の薬を投薬することで症状を和らげる治療になります。手術という方法もありますが、犬の年齢や体力によっては高リスクになりますので、担当医とよく相談して治療を進める必要があります。

異常を感じた時にはすぐに病院に連れて行くようにしましょう。心臓病は命に関わる病気ですので、セカンドオピニオンも視野に入れておくことをおすすめします。

膝蓋骨脱臼

ひざのお皿と呼ばれる部分の骨が正常な位置からずれて、うまく歩行できなくなる病気です。

主な原因~生まれつきという子もいますが、激しい運動などによって起こることが多いといわれています。

予防・対策~柴犬は運動量が多い犬ですから、ケガにつながらないよう注意してあげる必要があります。膝に負担がかからないよう滑りにくい床材に変えるなど飼育環境を改善する対策が必要になってきます。

治療~重症の場合は手術が必要になってきますが、症状が軽い場合には炎症を抑える治療になります。

股関節形成不全

股関節部分がうまくつくられない発育異常症で、約7割は遺伝によるものといわれています。生後6ヶ月を過ぎたころから2歳頃までに発症することが多い病気です。

主に以下のような症状が現れます。

・歩行の際、腰を左右にゆらして歩く
・うさぎのように後ろ足をはねらせて歩く(スキップ)
・運動を嫌がるようになる
・スムーズに座れない
・横座りや足を伸ばして座ることが多い

対策~7割が遺伝といわれていますが、残りの3割は栄養不足や運動不足が原因で、骨がうまく成長しなかったことが考えられるようです。遺伝以外の原因は予防できることなので、病気について知っておくことも大切です。

治療~抗炎症剤や痛み止め薬と運動制限や股関節のマッサージなどがあります。症状によっては手術を行う事になります。

まとめ

柴犬について、性格や特徴、しつけ方法などについてご紹介しました。生粋の日本犬のため、洋犬のような懐っこさは感じられないかもしれませんが、飼い主だけにたまに見せる愛らしい行動や表情にはなんともいえない可愛さがあります。

リーダーになるために、しつけ中は心を鬼にしなければいけないことも多いですが、魅力が溢れている柴犬。飼おうかどうか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!