多頭飼いのお留守番は危険なの?注意点や必要な物

多頭飼いをしている飼い主さんは基本的にお留守番の時には細心の注意を払うものです。筆者の周りの愛犬家の方たちも普段の生活ではノーゲージで過ごしていても時間にかかわらずお留守番をさせるときには、必ずそれぞれ個別のゲージに入れてから家を出ると口を揃えておっしゃいます。そこにはどんな事情があるのでしょうか?今回は多頭飼いのお留守番事情についてまとめてみました。

多頭飼いだとお留守番は厳しい?

例え室内で生活を共にしている犬同士でも、飼い主さん不在の場合にはお留守番にはある程度制限を付けた状態で家を空けないと危険が潜んでいることを知っておいてください。同じ犬種であっても性格は異なります。違う犬種の場合には、個体差もかなりあります。飼い主さんに依存をしているようなタイプの犬の場合には、飼い主さんが不在になった途端に「分離不安」のように吠えてしまい、周囲のものを寂しさから破壊してしまうという状況に陥る場合もあるのです。

1頭がそのように精神的に不安定になると、心丈夫に、お留守番ができている犬まで影響されてしまうものです。これはかなり危険な状態です。普段はケンカなど、しない間柄でも、ふとしたことがきっかけになって、ケンカが勃発ということも十分に考えられるのです。

犬達を部屋に残したままの外出は危険

もう大人だから!という飼い主さんの過信は危険に直結するものです。犬を信じて留守をしたら帰宅した途端、家の中が荒れ放題になっていたというのはよくある話だからです。悪戯遊びは飼い主さんの目を盗んで行うものです。そこに妙な団結力が芽生えてしまい、大掛かりな悪戯を始める可能性もあります。

部屋に何も置かないで出かけるというのは、なかなか現実的でありません。多頭飼いの場合には、行動がどんどんエスカレートする傾向もあります。1頭が急に粗相をしてしまったとします。そうすると、他の犬達もその場所に排泄をしてしまう場合もあるのです。犬とはそのような習性を持ち合わせるものです。

多頭飼いのお留守番は必ずハウス?

多頭飼いの場合には、お留守番をさせるときにはそれぞれの体のサイズに見合ったゲージの中でお留守番をさせることをお勧めします。これは「閉じ込める」という意味では決してありません。危険防止とお互いの怪我予防にも繋がります。そこに、お気に入りのおもちゃや適量の飲み水を設置して出かけると、そこでおとなしく待っている確率は高いのです。

お留守番はハウスで!というのは多頭飼いをしている飼い主さんの間では暗黙の了解です。そうでないと想定外の犬同士のトラブルにも見舞われる可能性が高いからです。普段から、部屋のスペースに余裕があれば、事あるごとにゲージの中に入って「ステイ」できる習慣も大切です。いきなりお留守番だからといって、初めてのゲージの中に入れてしまうのは不安をあおるだけです。そこは犬の気持ちに寄り添いながら飼い主さんらしく対処してあげてください。

ハウスに入れないでお留守番させる場合は?

ハウスを準備しない段階でのお留守番は、危険な場合が多いということに加えて、犬の鳴き声の合唱になってしまう可能性もあるのです。それよりも、個々のゲージの中で、少々の諦め気分でお留守番をしてもらう方がすぐに眠くなり、寝ているうちに飼い主さんが帰ってくるというパターンもあり得るからです。

どうしてもハウスに入れずにお留守番をさせることを考える場合には次のチェック項目を満たしているかどうかを判断してください。

・普段からお互いに攻撃性がない
・同じ部屋で仲良く遊べる
・長年一緒に過ごしている

これらの経験値が確認できない場合には、ハウスなしのお留守番は無謀と言えます。同じ部屋で一緒にお留守番をさせる場合にも、個々のゲージを置いておくことが基本です。気の向いた時に自分のゲージで休むというスタイルが理想的だからです。もしも普段過ごしている部屋が犬目線から見ても広いと感じる場合には、部屋をある程度区切る必要性もあります。危険性のない、ソフトおもちゃなどを準備してからお留守番をさせるようにしてください。

サークル・フェンス・ペットゲートは必要?

かえって危ないということも言えます。犬の力で簡単に倒れるような素材のフェンスなどが不要だと思われます。ゲートにしても倒してしまえばおしまいです。それよりも、今後の留守番に備えて、部屋を確実に仕切れるような素材のものを準備することを考える方が有効です。

お留守番で排除しておいた方がいいものって?

誤飲をしてしまいそうな小さいおもちゃは避けておいてください。飼い主さんが見守る中、普段遊んでいるおもちゃの中でも、素材が固いものや飲み込んでしまいそうな大きさのものは予め外しておきましょう。

まとめ

お留守番も時間帯によります。ほんの1時間以内ということであれば、飼い主さんの判断でいつも通りの場所で仲の良い犬同士ならばお留守番も可能な場合もあります。それよりも慎重に考える場合には、やはりそれぞれのゲージの中に入れる方が万全でしょう。