多頭飼いをする際の注意点や対策方法をご紹介

先住人というよりも先住犬という表現を飼い主の間では頻繁に行いますので(犬)としております。ご検討ください。

犬を多頭飼いする場合には飼い主として弁えておくべきことがいくつもあります。確かに大勢の犬達と暮らすことは楽しく賑やかな毎日です。その分だけ注意しなければいけないことや、一頭ずつに気持ちを砕く必要もあるのです。今回は実際に多頭飼いをしている飼い主目線で考えてみました。最近は小型犬を多頭飼いする方が増えています。その方も、その家庭なりの努力や配慮が行き届いているからこそ、幸せに暮らせているのです。

犬の多頭飼いの際に先住人(犬)と確認しておきたいこと

これから多頭飼いをしようとするときに、一番優先させるべきは家のスペースよりもまずは先住犬の気持ちです。これまで「一人っ子」で飼い主さんや家族を占有してきた犬が、急に妹や弟分を迎え入れることができるかどうか?という点です。普段から他の飼い主さんや飼い犬たちと交流が盛んで大勢で行動することに慣れているという場合には別です。

常に、人間同様に様々な場所に連れて行ってもらい、家族の一員となっている家庭犬の場合には、いきなり多頭飼いを始めることでストレスを感じてしまう場合があります。飼い主さんが想像しているよりも大変な喧嘩が勃発することもあります。その際に責任を持って対応するのが、飼い主さんに課せられることです。先住犬の気持ちを探るたねにはどうすればよいのでしょうか?言葉を発さない先住犬の何を基準に考えればよいのでしょうか?

何よりも犬に慣れているか?犬が好きか?ということ

例えば、動物病院や公園、ドッグランに連れて行ったときにどんな反応をしますか?他の犬に興味津々で自らその輪に入って行こうとしますか?もしくは、犬自体に興味を示しているでしょうか?そこを飼い主さんが見極めてあげてください。全く興味がない、あるいはほかの犬を恐れるという場合には、次の犬を迎え入れるときには、慎重さが必要です。

先住人(犬)と事前にあわせてみる

先住犬をこれから迎え入れようとしている犬と事前に会わせることは必要な準備です。そこで、どのようなリアクションを取るのか?ということが決め手になります。迎え入れてもらう側(子犬など)は、嬉しくてたまらない!という態度で接してくるはずです。そこで、同じようなテンションで新しい家族となろうとしている犬を受け入れられかどうか?が肝になります。

相性というものは、瞬時に決まるものと言われています。ただ、一度だけで判断せずに、譲渡する側のオーナーさんに許可を得て何度か会いに行かせてもらえる環境を作ってみてください。

先住人(犬)と多頭飼いできる様な環境に整っているか

→コチラ元は「先住人は多頭飼いにできる様な環境に整っているか」でしたが
表現的に記事にしづらいと判断したため上記のタイトルにしました、ご検討ください。

先住犬が今過ごしている家庭環境は実際にどのようなものでしょうか?普段の飼い主さんは在宅ですか?あるいは日中は仕事で留守をされているのでしょうか?ここが、一番大切なことです。新しい家族を迎え入れる場合には、実際に多頭飼いに適した環境かどうか?を飼い主さんはチェックをするべきです。狭い部屋に、2頭以上の犬を飼育するというのは、窮屈なものです。

多頭飼いに適した環境というのはスペースや飼育する側の家族数というものが大きく影響するものです。今一度、よく考えて多頭飼いに向けての準備を今一度考えてみてください。

先住人(犬)が多頭飼いに適した性格か

犬にも生まれ持った性格があります。フレンドリーな性格をしている犬の場合には、多頭飼いは犬のパラダイス状態です。とても喜んで受け入れることでしょい。テンションが上がりすぎて興奮してしまうことが、かえって心配になるほどです。そして、従順で優しい犬の場合にも、多頭飼いという環境をすんなりと受け入れる可能性が高いでしょう。

ご縁があっても、どうしても多頭飼いに向かないタイプの性格というものがあります。こだわりが強く、飼い主さんに対しても独占欲をあらわにするようなタイプの犬が、多頭飼いに向いているとは到底思えません。そこを無理に断行することで、先住犬の方が萎縮してしまい体調面でも不安定になってしまったというのは、あまりにも日常的に耳に入ることです。それだけ、先住犬の性格やメンタルの中身というものが、重要ポイントなのです。

犬の多頭飼いの際の確認すべきこと

飼い主さんの立場をしっかりと決めておきましょう。犬にとって飼い主さんは群れの頂点です。群れの長が言うことが絶対で、逆らわないことが群れの掟です。多頭飼いを始めるときには、飼い主さんもその群れの長に君臨するほどの精神力が必要です。どんなことがあっても、守り抜くという強い信念です。犬の命を預かるということを重く捉えることができる人こそが、多頭飼いに向いている方と言えるのです。

誰が世話をするのか?ということもとても重要なポイントです。2頭以上になると、どうしても手が足りない場合もあります。そこで無理をすることで、犬達に結局は迷惑や負担をかけることになるのです。しっかりと自覚することが大切です。

性別

性別というものは、多頭飼いを決めるときには大切な選択です。オス犬とメス犬が入り乱れて生活をすることは乱繁殖にも容易につながってしまいます。それだけは避けなければいけません。もしも、オスメスを同じような頭数、迎え入れるという場合には計画的な避妊去勢手術のスケジュールを立てて進めなければいけません。そこにも覚悟が必要なのです。経済的にも余裕を持って、望まない妊娠出産を避けることが、飼い主としての責任の一つです。

サイズ

サイズや犬種は重要なことです。先住犬の大きさや犬種をよく考え併せて、後から来る犬のサイズを考えてください。威圧を与えるような大きさの犬を、迎え入れることで、先住犬が萎縮してしまいます。

性格

先住犬が気の弱い憶病な犬の場合だと、多頭飼いをすることは危険性も高まります。新しい家族を迎え入れたからと言って、弱い性格が強くなるとは限りません。逆に心理的な圧迫で、よりか弱い感じになってしまうことも考えられるからです。それは、先住犬にとってはストレス以外の何者でおありません。

犬の多頭飼いの際に準備するものは?

多頭飼いを始めようと決めた時から準備は始まっています。先住犬に対しても、占有スペースというものを必ず与えてください。それが、先住犬を優先することを示せるのです。「あなたを優先している」ということを、先住犬にわからせるためにも、出来るだけ共有するものは少なくしてください。

ゲージ

ゲージの中というのは、安全な場所です。だからこそ先住犬にも必ず占有スぺ―スとしてゲージを与えてください。そして後からやって来る犬に対しても同じです。先住犬の専用ゲージを勝手に荒らさないようにしつけることも、飼い主さんの役割です。

ベッド

ベッドはある意味聖域のような場所です。一頭に一つずつというのは基本です。買いそろえておくことを忘れないようにしてください。一つのベッドに、先住犬と新しい後輩犬が入って眠れるようになるまでには年単位の時間がかかります。
神経質なタイプの先住犬の場合には、自分ベッドに侵入させるのを拒む場合もあります。

トイレ

フリースペースで過ごせるようになった時には、共有のトイレを一つ設置しますが、ゲージの中にも安心して用を足せるように、トイレを別に置いてあげると良いでしょう。

多頭飼いを始めるということには、飼い主さんの心の準備が大きなウエイトを占めます。そして先住犬の気持ちを最大限優先することが愛情なのです。そのうえで可能な場合に限り、多頭飼いを始めると楽しい毎日が過ごせるのです。