犬は肉食動物ですので、タンパク質が必要不可欠な動物です。中でも、トイプードルは関節の病気パテラを発症しやすい犬種なので、関節を守る筋肉の素となる多くのタンパク質を必要とします。
身体の小さなトイプードルは、食べたものによって、便の状態に著しい影響を与えます。便の硬さや色を毎回、確認しておくと良いでしょう。ちょうど良い水分量や色味があるはずです。触って崩れない程度の硬さで茶色の便は健康的なものです。
ここでは、トイプードルにおすすめの餌やドッグフードの選び方、どれくらいの量を与えたらいいのかを紹介していきます。
目次
トイプードルの餌を選ぶ方法
良質なたんぱく質
牛肉、鶏肉、馬肉、羊肉などの動物性タンパク質はもちろんのこと、植物性タンパク質の代表格豆類も一緒にバランス良く与えると良いでしょう
穀物を使用していない
犬は肉食動物であることから、穀物を消化するのが苦手な動物です。かさ増しのために小麦粉やトウモロコシなどを使っているフードを与えないようにしましょう。内臓に負担をかける上に、肥満になるリスクが増えてしまうからです。
オメガ3が含まれている
オメガ3脂肪酸には、血液中の脂質濃度を下げる働きがあるといわれていますので、次のような効果があるとされています。メタボ予防、認知症予防、動脈硬化予防、他
人間が食べても大丈夫な食材
愛犬に与えるフードは、安心で安全な、人間が食べても大丈夫な食材を選んで与えると良いでしょう。また、添加物をつかっていない商品や胃腸に良い成分が入っている商品もいいですね。大切な家族の一員ですので、必ず、自身で試食してから与えている人もいます。
トイプードルのドッグフードおすすめランキング!
1位モグワン
様々な動物性・植物性タンパク質を接種でき、整腸作用のある乳酸菌やミネラル、ビタミン類が入っており、とてもバランスの良いドッグフードといえます。もちろん、人間が食べても大丈夫な食材です。
原産国 | イギリス |
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主な原材料 | チキン、サーモン、サツマイモ、豆類、ミネラル類、ビタミン類、乳酸菌など |
成分 | 粗タンパク質:28% 脂質:12% 粗繊維:3% 粗灰分8% オメガ6:1.63% オメガ3:1.29% |
エネルギー | 約344Kcal(100gあたり) |
子犬のトイプードルでもモグワンは大丈夫?
モグワンは、全犬種全年齢対応のドッグフードです。良質な素材であるので、むしろ子犬に食べさせてあげるのが良いでしょう。

2位カナガン
良質なタンパク質として、ストレスをかけないで育った平飼いチキンを使用しています。また、グレインフリーで、カナガンドッグフードにはとうもろこしや小麦など穀物は一切使われていません。
さらに、ハーブ類が含まれているのが特徴です。中でも、カモミールにはリフレッシュ効果があるので、身体環境を整える効果を期待できます。
原産国 | イギリス |
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主な原材料 | チキン、サツマイモ、海藻、マリーゴールド、クランベリー、カモミールなど |
成分 | 粗タンパク質:33% 脂質:17% 粗繊維:3.5% 水分8.5% オメガ6:2.8% オメガ3:0.9% |
エネルギー | 約361Kcal(100gあたり) |

3位ナチュロル
グレイン(穀物類)・グルテンフリーと100%無添加で、低温フレッシュ製法&乳酸菌効果で、デリケートな犬の胃腸の健康をサポートします。さらに、日本原産であることによって、新鮮な状態で与えることができます。
原産国 | 日本 |
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主な原材料 | 牛生肉、鶏生肉、馬生肉、魚生肉、チーズ、ココナッツ、持続型ビタミンC、乳酸菌など |
成分 | 粗タンパク質:25% 脂質:8% 粗繊維:3% 粗灰分8% 水分9% ビタミンC:1000mg/1kg 天然バイオフラボノイド:200mg/kg |
エネルギー | 約400Kcal(100gあたり) |

4位アランズナチュラルドッグフード
徹底した品質管理(原材料から製造現場まで全公開)と自然給餌※の理論をもとに作られた100%無添加のドッグフードです。
人口添加物を不使用で、自然の栄養素を吸収されやすい形で摂取することで、消化システムの負担を抑え、愛犬の健康を維持します。
原産国 | イギリス |
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主な原材料 | 鶏肉、玄米、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母 |
成分 | 粗タンパク質:20% 脂質:12.5% 粗繊維:6% 粗灰分:7% 水分:8% オメガ6脂肪酸:3.44% オメガ3脂肪酸:1.51% |
エネルギー | 約339Kcal(100gあたり) |

5位ネルソンズドッグフード
”グレインフリー”穀物を使用しない分、新鮮なチキンを贅沢に配合した美味しいフードです。
”しっかりとした身体と輝く美しさを維持するレシピ”見栄えの良さは、ドッグショーで勝ち抜くための重要ポイント。トップブリーダーが考案した高タンパク。低炭水化物のレシピが、しっかりとしたコンディションの維持をサポート。サーモンオイルが輝く美しさを作ります。
”身体環境に配慮し、活動的な毎日をサポート”オリゴ糖が健やかな身体環境をサポートし、グルコサミン・コンドロイチン配合で、活動的なトイプードルにも最適です。
原産国 | イギリス |
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主な原材料 | 鶏肉、さつまいも、ジャガイモ、サーモンオイル、グルコサミン、コンドロイチン、ベジタブル・ハーブミックス、オリゴ糖など |
成分 | 粗タンパク質:30% 脂質:15% 粗繊維:2.5% 粗灰分7% 水分:8% オメガ6脂肪酸:3.44% オメガ3脂肪酸:1.51% |
エネルギー | 約362Kcal(100gあたり) |

トイプードルの餌の量は1日どのくらい?
身体の大きさや年齢、運動量によって、カロリー計算して与えましょう。スケールで分量を量ることは大切です。スコップやお皿でザックリとすくっていると、いつの間にか増えていたり、減っていることがあります。
身体の小さいトイプードルの食餌量は、少しの誤差が積み重なることによって、後程、体重の増減に大きく関わってきます。気を付けましょう。
太ることによって、病気にかかるリスクが高まります。また、犬も人間と同じで年齢を重ねると代謝が落ちるので、老犬になったら、徐々に食餌量を減らしましょう。
簡単に太れますが、痩せるのは大変です。飼い主がしっかり管理して適切な量を与えましょう。
身体の大きさによって、吐き戻してしまうトイプードルがいます。その場合は1日の摂取量を3~4回に小分けにして与えます。また、1か月おきに体重管理をして、増減がある場合は食餌量を調整します。
子犬250~300kcal/1日
子犬期は、身体の基礎を作る大切な時期です。小さな身体ですが、沢山の栄養を必要とします。また、子犬期のトイプードルはとにかくよく動きます。遊ぶことが大好きですし、家の中でも常に飼い主の後ろに付いてきて1日中動いています。
散歩時は、歩くより走っていることが多いので、運動量は確保できます。よそのワンちゃんとの交流のためにドッグランでおもいっきり走らせることもストレス発散のために良いでしょう。
成犬280~350kcal/1日
成犬期になると、落ち着きが出てきます。家の中でのごろ寝が増え、散歩時は飼い主の歩調に合わせられるようになり、ゆっくり歩けるようになります。
運動量が子犬に比べて少し減るので、食餌量も少し減らします。物足りなさそうな場合は、散歩量を増やしたり、家の中で、積極的にボール遊び等して消費カロリーを増やしてあげます。
老犬200kcal/1日
老犬になると、いろいろな病気にかかりやすくなります。いつまでも元気でいてもらうために、より厳重な体重管理が必要となります。急激な食餌の減量はストレスになりますので、徐々に食餌量を減らし、散歩量を増やす等して、体重増加に気を付けましょう。
トイプードルに適切な餌をあげよう
喰いつきが良いもの、便の状態をチェックして、合っている餌を選びましょう。便は、身体からのお便りです。硬さや色の違いをよく確認してみて下さい。あとは、身体全体を触って肉付きと体重の確認をして、健康管理をしましょう。