比較的飼いやすいと言われているシーズーですが、日頃どのようなケアや健康管理をしないといけないのでしょうか。シーズーはブラックホワイトやゴールドホワイトをよく見かけると思います。
しかし、意外にも他の色もあるのをご存知でしょうか。今回はシーズーの毛についての紹介とケアの方法をご紹介します。
目次
シーズーの毛色の種類は4種類

シーズーの毛色は一般的に4色あります。
レッドゴールド、オレンジゴールド、マホガニーゴールドそしてハニーゴールドの4色です
ホワイト&ゴールド

引用:インスタグラム
一般的に多く人気なホワイト&ゴールドです。ときどき外を歩いていると、この毛色のシーズーを見かけることがあるのではないでしょうか。
ゴールド&ホワイトのシーズーが長い毛を風になびかせて、颯爽を歩いている姿は素敵ですよね。
ホワイト&ブラック
引用:インスタグラム
次に人気なのは、ホワイト&ブラックの二色カラーのシーズーです。綺麗なブラックカラーは、白黒はっきりしているのがとても綺麗な印象ですよね。
ソリッドカラー(単色)

引用:インスタグラム
次に単色のシーズーです。一般的にホワイトとブラック、ホワイトとゴールドのように二色のカラーを持ち合わせたシーズーが多いので、単色は少し珍しいですよね。
珍しい分希少価値が高いため、通常よりも高い値段で販売されることも多いです。ホワイトやブラックの単色のほかに、グレーやブリンドルのシーズーもいます。シーズー好きにはたまりませんよね。
レバー
続いて、レバーカラーです。レバーカラーという言葉に疑問を持った方もいると思います。
通常のシーズーは鼻や唇の色はほとんどが黒ですが、体がレバー色と呼ばれる少し変わったシーズーもいます。そのようなカラーのシーズーは鼻も茶色っぽいレバー色の子もいるそうです。ぜひ見つけたくなりますよね。
シーズーはトリミングが大事!!
長い毛を保つには、毎日トリミングしてブラッシングしてあげないといけないので、飼い主さんの努力が必要です。しかし、愛犬であればそんなことは苦にならないと思います。
反対に短くカットされたシーズーたちも身軽そうで、颯爽と歩いている姿は愛らしいです。短いので毛も乾かしやすくて、管理が簡単だと思います。
日頃のブラッシング方法
さて、ワンちゃんにはブラッシングが不可欠です。種類によってもブラッシングの方法が違います。
シーズーであれば、ブラッシングをする際にスリッカーブラシを使いましょう。スリッカーブラシというのは毛玉を解くためのものです。毛質がに二重になっているワンチャンにとっては、換毛期のアンダーコートの毛を除去するときにも最適です。
スリッカーブラシというものは、ハードタイプとソフトタイプがあります。先がとがっていて強くあてると痛いです。
特にわんちゃんの皮膚は薄くて弱いので、皮膚を傷つけないように力加減には十分に注意をし優しくブラッシングをしてあげましょう。
ご飯はどれくらい?平均体重は?
シーズーといえば、小型犬です。個体差によって体高や骨格が異なりますが、一般的に体重は、5キロから8キロ程度が標準体重です。続いてご飯の量についてです。
人間のように自分で食事量を制限することはできないので、餌を与え続ければ満足するまで食べ続けます。太りすぎると、走り回りたくてもできなくなってしまうので、注意が必要です。
散歩はどれくらいがいいの?
犬に必要なこととして、散歩も重要ですよね、シーズーは颯爽と歩くのではなく、どちらかというと道草を食いながらのんびりと散歩をするので、距離も短いです。
散歩の回数も1日20分前後を1~2回程度で充分でしょう。このことからか、お年寄りの方がシーズーと散歩している姿もよく見かけると思います。小型犬ですので人が多いところと、真夏のアスファルトには充分に気をつけてあげましょう。
シーズーのかかりやすい病気は?
ワンチャンも残念ながら人間と同じで病気にかかってしまいます。では、シーズーはどのような病気にかかりやすいのでしょうか。
肛門周囲腺腫
まず肛門周囲腺腫です。多くは去勢手術を行っていないオスの犬に多く、特徴として肛門のまわりに硬いしこりができます。犬が気にしておしりをなめたり、掻いたりするしぐさが頻繁に見られるようになれば注意です。
出血したり、化膿することもあり、悪化すると排便が困難になります。予防策として、若いときに去勢手術を行えばこの病気になる可能性は低くなるようです。
進行性網膜萎縮
次に進行性網膜萎縮です。遺伝性の病気なので、徐々に視力が低下していき失明してしまう病気です。わんちゃんが何かにぶつかることが多くなったり、暗闇で動きが鈍くなるしぐさが見られ始めたら、もしかしたら病気かもしれません。
鼻腔狭窄
続いて鼻腔狭窄です。シーズーは鼻が低い犬種です。ですので、シーズーに多い先天性の病気のひとつです。呼吸をするときにグーグーと音を立てて、鼻水が飛ぶような様子が見られ始めたら、要注意です。
空気をたくさん取り入れることが難しく、酸欠になることもあります。ですので、激しい動きをなるべくさせないことが重要です。
角膜症
また角膜炎にもなりやすいです。被毛やほこり、細菌などが目に入り、角膜に炎症が起こります。人間と同じですよね。
もし涙や目やにが多い、また目をこすったり、ひっかいたりすることが多くなれば注意が必要です。病気にかかっているかもしれません。うつる可能性もあるので、病院で適切な処置を受けましょう。
緑内障
次に緑内障です。目が充血していたる、瞳孔が開いたままであれば、角膜が浮腫を起こして青灰色に見えることもあります。目の痛みや瞼の痙攣、涙が多かったり、食欲がなくなるようなことがあれば、要注意です。
早期発見で進行を抑えられることもありますので、日頃から様子をきちんと見てあげましょう。
慢性変性房室弁疾患
小型犬には多い心臓病です。血液を送り出すために頑張った心臓は疲労します。心臓の力が弱まると、心臓から血液が流れ出せないので血液が心臓にたまり始めます。これがいわゆる「心臓が大きくなる」という状態です。
この病気が進行し始めると悲しいかな、なかなか元の心臓に戻すことが難しいと言えるかもしれません。
皮膚炎
皮膚炎もシーズーには多い病気の一種です。シーズーはもともと油分の分泌量が多い体質なので、赤みや強い痒みが出たり、大量なフケや悪臭、べたつくこともあります。
毎日観察してあげて、いつもと違う匂いがしたり、フケが出ていれば良い注意かもしれません。体は普段から清潔にしてあげ、もしも自分の皮膚を舐めたり、痒そうしていれば、掻きむしったりしないようにきちんと観察することが重要です。
外耳炎
シーズーの耳が垂れている姿は他の犬と違って、かわいらしさを引き出しますよね。しかし、耳が垂れているからこそ、この犬種特有の病気にもなりやすいです。それが外耳炎です。シーズーは外耳炎になりやすい犬種と言えます。
ます普段と違う匂いがしてきます。次に首のあたりを頻繁に掻いたり、頭を強く振る様子がみられます。症状が悪化すると耳をたくさん掻き出血とただれが生じ、治療に時間がかかることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。比較的飼いやすいと言われているシーズーですが、毛色もバリエーション豊かでかわいいですよね。しかし、皮膚疾患や病気にもかかりやすいのが特徴でもあります。
普段からきちんと観察してあげて、早めに気づいてあげることが重要となります。健康維持するには散歩も不可欠ですよね。きちんと日頃からケアしてあげましょう。